歩くこと。階段を上ること。

当院も開院以来3ヶ月が経過し、HPも未完ながらリニューアルしたばかり
(以前のHPのブログを移設し忘れて、かなしい)。

まだまだ、知られておらず、何をしているのかも認知されていない。

なので、時間が出来ると、ポスティングに出掛ける。
来て下さるお客さんが、どんな所に住んでいるのか、
どんな生活を過ごされているのかに、思いを馳せながら配り続ける。

だから、今のところ業者には頼まず、自力で配る。
その方が、まごころがこもる、と勝手に思っている、古いタイプの人間なのかも。

そんな訳で、ひたすら歩き続ける。
秦野はやたらと坂道が多い。
特に、ここ、東海大学前、鶴巻温泉周辺は、坂道&階段の家が半端なく多い。

坂道、階段を繰り返し上り下りしながら、ひたすら歩き続けていると
たくさんのことに、気づかされる。

からだのこと。
きもちのこと。

まず、きつい急坂や階段を上っていると、それなりに心拍数が上がる。
その時、合間に呼吸を整える。
ただ、呼吸を整えるのではない。

からだが楽な位置を探し、呼吸が深く、楽に行えるポジションを見つける。
そこで、深く呼吸をしてみる。
すると、また、歩き出せる。

カラダも心も、苦しい時にほど、呼吸を意識してみる。
そんな時こそ、呼吸を大切にする。

今度は、自分の動きや、カラダの状態に目を向けてみる。
というより、耳を澄ませて、からだの状態を“聴く”感じだ。

古傷や、少し慢性的になっている不具合箇所等、
ある程度の年齢を過ぎたものならば、誰もがひとつやふたつは
もっている部分が、声を掛けてくる。

ここにいるから気づいてよ、と。

気づいてあげると、自分のからだのバランスのくせも発見できたりする。
何を訴えているのか。

物凄い段数の階段の上にある家なのに、一番下の平地の道路沿いに
ポストを設置しているお宅がある。
住んでいる人からすれば、階段の上にある家のそばに在ったほうが
絶対に楽なのに。
それは、配達する人へのおもいやりに他ならない。

こうした気遣いのある方は、まちがいなく良い人に違いない、
なんて想像したりしながら、配る、配る、配る。

ひたすら配った後に、自分の骨盤や体幹バランスを調整したりする。
仙腸関節の調整なんかも、慣れれば自分で容易にできる。

よく骨盤矯正とかって、また歪んだりしませんか?
と、お客さんに良く訊かれるものだけど、
歪むとは違うケど、すぐにズレますよ、と即答している。

歪まない、ズレない骨盤、骨格を作るのは、本来の整体ではない。
それでは、整体ではなく、単なる治療法だ。

皆、一様にクセはある。その癖のある骨盤・骨格も生かしながら、
自在に自由に、回復力抜群に働けるカラダがあればいい。

改めて、そんなことを思いながら、
こんな変わった考え方の整体も知っていただきたいな、と
また、時間を見つけて配る。